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  • TOEIC 950点への道のり

言葉に壁を作らない2017.03.31

私にはドイツ人の友達(イルカといいます)がいます。
彼女が大阪の大学へ留学していた時、たまたま街のカフェで知り合いました。
彼女の前しか席が空いていなくて、座っても大丈夫ですか?と声を掛けたところからです。
背を向けていたので、日本人だと思って話しかけたんですけどね。
 
 
彼女は漢字の勉強をしていました。私は別の友人と通訳学校の帰りで、英語の復習を。
よく考えたら、なんだか面白い...お互いにそう思ったんでしょうね。
最初、誰から話しかけたかは忘れたのですが、3人での(日本語の)会話が始まりました。
学校の友達は広島から大阪へ勉強しに来ていたので、新幹線の時間があると言い先に帰りました。
 
 
残ったイルカと私は、始めて会った日にも関わらず、とても楽しくて3~4時間話が
盛り上がりました。そこから、週に1度カフェで会ってお互い、日本語と英語で話しをしたら、
語学力が伸びるんじゃないかという話になり、実際にやってみることにしました。
 
 
それが、気がつけば彼女が日本滞在中ずっと続いたのです。その間に、彼がドイツからやって
きたり、私のボーイフレンドの会社が近かったので帰りに寄ったり、ドイツからまた別の
お友達が遊びにきたり...。そのたびに輪が広がっていきました。
 
 
最初は、私の英会話力よりも、彼女の日本語会話力の方がレベルが高かったので、
7割日本語、3割英語だったのですが、徐々に半々になり。そして、ドイツ語しか話せない
お友達が来たときは、彼女が独→日の通訳となったり、また彼の場合は日本語が話せないので、
100%英語で話したり...。
その度に、英語、日本語、ドイツ語の割合が変わって、とても面白い場となりました。
 
 
年月は経ち、先日イルカの彼、いえ、今は旦那さんが来阪するというので、例のカフェで
待ち合わせをしました。今回は、私の子どもたちも一緒に...。
彼が話すのは、ドイツ語、英語、中国語なので、共通語は英語しかありません。
子どもたち、普段オンラインレッスンを受けていることもあって、打ち解ければ
問題はありませんでした。
 
 
現在は、上海在住のイルカ家族。子どもたちは、上海の現地スクールで中国語、英語、
家に帰ったらドイツ語、そしてイルカは日本語も教えたいということで4カ国語を
実践中だそうです。最初は混乱してたけど、きっと大丈夫。..って。
親たちもそういう環境で育ったから、語学に対してはすごくたくましく、前向きになんですね。
変に壁を作っていない...。
 
 
英語は学校で習っただけだからムリ!とか、私は話せないから、子どもたちもダメダメ!とか
見えない壁を勝手に作って、シャットダウンしてしまわないことだなあと改めて感じました。
 
 
まずは、言葉に対して心を開いてみる...そうすれば、自然と映画を英語でみることに抵抗が
なくなったり、人の話を聞こうと思えたり、話せるようになるかもしれない...という希望が
生まれます。そういう気持ちはいつまでも持ち続けたいなと思います。
 

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