企業と教育機関のための実践型オンライン英語トレーニング|ワールドウイングスター株式会社企業と教育機関のための実践型オンライン英語トレーニング|ワールドウイングスター株式会社

  • TOEIC 950点への道のり
  • ニュース(世界と日本)
  • 法人語学研修
  • 英会話

“話せない”は、気のせいではなかった2026.10.16

「読める・聞ける」のに「話せない」——。日本人の英語のスピーキング力の弱さは、世界的な調査でもはっきり確認されています。そしてデータが示す原因は、「知識が足りない」ことではありません。「話す練習」があと約1,000時間、足りないことです。本稿では、その根拠となる最新データと、日本語と英語の文法的な距離が意味すること、そして「話せる」になるための具体的な解決策を整理します。

1. なぜ、日本人は英語が苦手なのか?

世界最大の英語能力調査「EF英語能力指数(EF EPI 2025)」で、日本は123か国・地域中96位(スコア446)。5段階の能力区分で最も低い「非常に低い」に分類されました。この調査は、世界中の受験者約220万人のデータを集計したもので、「日本人の英語力が弱い」は感覚ではなく、客観的なデータとして裏付けられた現実です。

EF EPI 2025 各国スコア比較

各国のEF EPI 2025スコア(出典:EF English Proficiency Index 2025)。日本はG7(英語圏を除く)で最下位、ドイツとは169点差、イタリアとも67点差。世界平均・アジア平均をいずれも下回り、アジア25か国・地域中18位です。
  • G7(英語圏を除く)で最下位。BRICS主要国(中国464点など)にもすべて劣後しています。
  • 世界平均488点、アジア平均473点——平均にすら届いていないのが、いまの日本の現在地です。

2. 「読める・聞ける」のに、なぜ「話せない」のか?

さらに重要なのが、技能別のデータです。日本のスコアを4技能に分解すると、弱さの正体がはっきり見えてきます。

日本人の4技能別スコア

日本人の4技能別スコア(EF EPI 2025)。読む・聞くというインプットは平均に近い水準なのに、「話す・書く」のアウトプットで急に落ちる——これが「4技能の谷」です。

リーディング454点に対し、スピーキングは393点。61点の谷があります。受験英語で培った知識はあるのに、それを音に出す練習が圧倒的に足りない——構図は、実はとてもシンプルです。

あと1,000時間——足りないのは「知識」ではなく、会話練習です。

3. あと1,000時間——足りないのは、何の時間?

その「シンプルな構図」を、時間の数字で裏付けてみます。

英語習得に必要な学習時間と不足時間

米国務省FSI(Foreign Service Institute)の外国語難易度分類では、英語話者が日本語を習得するのに約2,200時間を要する「最難関カテゴリー」に分類されます。この距離は双方向で、日本語話者が英語を習得する場合も必要総時間は2,000〜3,000時間が目安。学校などで学ぶ時間を約1,000時間とすると、残り約1,000時間が不足します。※「1,000時間」は実務レベルの流暢さ(CEFR B2〜C1)を目指す場合の総量の目安です。

ここから重要なのは、不足している約1,000時間の中身です。文法の授業時間ではありません。「自分が英語を話す時間」——アウトプットの練習量が不足しています。

4. なぜ日本語話者には時間がかかるのか?——文法の「距離」の問題

なぜ日本語話者には2,000〜3,000時間も必要なのでしょうか。答えのひとつが、日本語と英語の文法的な距離です。

観点 日本語 英語
語順 私は手紙を書く(SOV型) I write a letter(SVO型)
冠詞 存在しない a / the を毎回判断
単数・複数 ほぼ区別しない 形が変化する(letter / letters)
関係を示す仕組み 助詞(を・に・で) 前置詞(to・on・in)+語順
疑問文 語尾を変えるだけ 語順の入れ替え(Do you…?)

言語間の距離が近い人々(例えばスペイン語話者とイタリア語話者)は、比較的少ない時間で相互理解ができます。しかし日本語と英語は、世界でも最も遠い部類の言語どうしです。だからこそ必要な練習総量が大きくなり、そして遠い言語ほど「文法を知っている」「単語を知っている」という知識だけでは話せるようになりません。

距離が遠い言語を「話せる」状態にするかどうかは、口を使う練習の総量で決まる。——これが、1,000時間というデータの示す結論です。

5. どうすれば、世界の国々の人たちと同等の英語力を身につけられるのか?

あと約1,000時間の不足は、毎日の過ごし方を少し変えるだけでは埋まりません。「話す練習」を仕組みとして確保する、3つの設計が必要です。

原則1:発話時間を「固定」で確保する

やる気や空き時間に頼らず、週の予定として固定します。私たちの実測では、専任講師がつく担任制マンツーマンの出席率は98%。自分で予約する自由予約制のグループクラス(同60%)と比べて、習慣として「設計されている」ことが成果の差になります。

原則2:発話量を最大化するのは、マンツーマン

1コマ50分のグループ授業では、1人が話せる時間は約3分(50分÷15人=当社試算)。一方、25分のマンツーマンなら25分のすべてが発話時間です。同じ学習時間でも、発話量は10倍以上変わります。

原則3:担任制で「続けられる形」にする

語学習得で最も難しいのは、能力ではなく継続性です。予約のたびに講師が変わる方式では、学習習慣は設計できません。専任講師が一人ひとりの現在地(CEFR・英検・発話量)を測り、目標を設定し、毎回の記録で伸びを可視化する——このサイクルを回せるのが担任制です。

私たちのマンツーマン担任制では、6か月でCEFRの水準が1ランク以上向上した割合がほぼ100%、グループクラスとの実測比較ではスコア伸び率2.5倍という結果が出ています(当社個人会員・法人会員の実測値)。

6. まとめ——英語は「学ぶ教科」から、世界とつながる「使う道具」へ

  • 日本人のスピーキング力の弱さは、世界的な調査(EF EPI 2025:世界96位・446点)で客観的に確認されている。
  • 原因は知識の不足ではない。あと約1,000時間の「話す練習」の不足である。
  • 日本語と英語は文法的に最も遠い部類の言語どうし。だから知識の暗記ではなく、アウトプットの総量で決まる。
  • 解決策は、発話時間の固定確保 × マンツーマン × 担任制による習慣設計。「英語は机上でテストのために勉強するものではなく、世界とつながり自分を広げるための『実用的な道具』です。必要なのは知識の暗記ではなく、話す習慣の設計です。」
FREE TRIAL LESSON
まずは無料体験レッスンで、その質を体感してください

25分×2回のお試し体験。専任講師とのマンツーマンレッスンを、実際にご確認いただけます。

法人研修としてのご検討 → 法人向けソリューションのご紹介

お問合せ先 → https://world-wingstar.jp/contact

 

ワールドウィングスター株式会社

2011年設立。企業・教育機関向けの実践型オンライン英語トレーニングを提供。7,000社以上の法人、500校以上の教育機関と接点を持ち、東証プライム上場企業にも導入されています。教育オペレーションの中核として、当社が創設した現地アカデミーELLI(国際運営拠点)を運営し、有資格教師の採用・訓練・評価から品質管理までを一貫して担っています。

参考・出典

  • EF English Proficiency Index 2025(EF EPI 2025):https://www.efjapan.co.jp/epi/
  • 米国務省 Foreign Service Institute(FSI)外国語難易度分類
  • 文部科学省「英語教育実施状況調査」2025年度(学校で学ぶ時間の前提)
  • 実測値・試算値は当社プログラムの運営集計(個人会員・法人会員、2011年以降)に基づきます。

※本記事は、学校・教育機関向けにご案内しているプログラムの内容を、一般のお客様・法人のお客様向けに再構成したものです。

関連記事

PAGETOP